2017年03月06日

熨斗瓦の補修工事

先日、お客様から瓦が落ちているので、見てほしいとの事で、
現場を見てみると 熨斗瓦が ずれ落ちてしまっていました。

IMG_3258.jpg

少し分かりにくいかもしれませんが、
壁と下屋根の取り合いのところに半分に割った瓦が差し込まれているのですが、
これが、数枚 抜け落ちていました。幸い、瓦が落ちた事によって通行人などに怪我などはなくよかったのですが、
家もだんだん年数が経つと、こういった部分が傷んできます。

IMG_3302.jpg

新しい熨斗瓦を用意してきて 漆喰をつめて補修していきます。

IMG_3305.jpg

漆喰以外にも、瓦と瓦の間には、コーキングもいれて固定しています。
これでもう安心です。


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2013年11月15日

雨漏れの補修工事の結果

こんにちは、いろどりの家 現場監督兼社長の西田です。
今日は、午前中はずっと雨降りでしたね。

先月の10月28日に書いた
『現象には必ず理由がある。』というタイトルのブログの続きです。
詳しくは、こちらをお読み頂きたいのですが、
http://irodorinoie.sblo.jp/article/79333430.html

前回のブログでは、雨漏れ調査することで原因の推測を行いました。

対策としての棟の積み替えも終わり、確認のため雨を待っていましたが、
ようやく今日の雨で、雨漏れがとまったことが確認できましたので、紹介したいと思います。

まずは、とりあえず前回のダイジェスト。
IMG_6002.jpg
屋根裏に雨漏れによるシミが確認されます。

IMG_60661.jpg
棟に入った雨水が、うまく抜けず瓦の下に流れていき、
土葺きではありますが、土が吸える許容オーバーの水が野地板や防水紙の隙間や劣化部分から
雨水がしみ出たと予測しました。

とくに、その原因が『うろこ』と呼ばれる棟に入り込む三角にカットされた地瓦の大きさも
問題があるのではという予測です。

これは棟を解体して見なければわからない部分でした。
棟の積み替えをすることになりました。

棟の積み替え作業は11月5日から行いました。

まず1日目、
棟の解体です。

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調査後、積み替え作業前の11/3の日曜日は雨でした。
その雨でも、雨漏れがしていたのですが、
2日経った5日の火曜日でも、まだ棟の中の土が湿っていました。

やはり棟に水が入っていたのは間違いありませんでした。

IMG_6343.jpg

その原因のひとつとして前回ブログで指摘した『ウロコ』の部分。

IMG_6339.jpg

棟のラインにそって地瓦が三角にカットされているのですが、
ところどころ写真のような瓦がありました。

IMG_6340.jpg

見えますか?下の瓦と同じように三角にカットされていなければいけないのに
はみ出ている部分があるのが。

こういう部分から横から入った水を下の瓦が受けることが出来ずに
瓦の下、つまり野地に水が回る原因です。

予想通りということになります。

職人さんのほんの少しの油断というか、手抜きというか、モラルの低さというか、
見えないところこそきちんとしておかないと、あとで大変なことになるということの
典型的な例かもしれませんね。

あとは、きちんと棟を積み上げていくだけです。
2日目です。

IMG_6418.jpg

棟に使う瓦は今回、すべて新しいものに交換しました。
地瓦はまだまだ生きていたので、一部差し替えをするだけになっています。

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棟の のし瓦 を積む際はたいてい土で積みますが
今回は、防水性の高い なんばんしっくい を使います。
とにかく棟に水が入ったことが原因だったので、入らないようにします。

3日目は、朝から天気が悪く、作業は中止です。もちろん天気予報でわかっていたので、
雨が降っても大丈夫なところまで、作業は進めていました。
お昼前後、ゲリラ豪雨的な雨が降りました。

IMG_6449.jpg

4日目、仕上がりました。

IMG_6452.jpg

前日の雨で、雨漏れはなかったので、ほぼ直ったと証明されたようなものでしたが、
天気予報をみると、雨の予報が3日ほどあったので、それが過ぎるまで 念のため
様子をみることにしましたが、

その後、雨が降るたびに様子を見に行きました。
昨日の夜から今日の昼間での雨でも、漏れていないことが確認できました。


前回のブログの冒頭で、

雨漏れに場合、雨が漏れたという現象の理由(原因)を

仮説を立てて、可能性の高いものから対処し可能性をつぶしていくというのがセオリーです。

と、記載しました。

実際、雨漏れの原因特定は時間と労力と費用がかかります。


原因が難しい場合、何度も何度も、調査と補修の繰り返しになるケースもあります。

それを出来るだけ数少なく、早く見つけるには、

私ども、施工業者の経験力しかないと思っています。


そして、そういったことがまず起こらないように

ひとつひとつ丁寧に仕事をしなければならないですね。



今、建築業界は、アベノミクスや消費税増税のため異常なくらい繁忙期です。

各地で職人不足の事態が起きています。

そんな時、懸念されるのが、手抜き工事です。阪神淡路大震災の際もそうでした。

どうしても早く終わらせて次の仕事にいかなければならない。

そんな状況下で、いかに丁寧にきっちり仕事が出来ているのか?

業者選びは慎重にしてほしいものです。

悲しい現実ですが、値段だけの安売りの業者も沢山います。

工事をお考えの際は信頼できる施工業者を見つけることが大切ではないでしょうか。



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2013年10月28日

現象には必ず理由がある。

こんにちは、いろどりの家の西田です。

現象には必ず理由がある。

当たり前のことですが、

雨漏れに場合、この雨が漏れたという現象の理由(原因)は

仮説を立てて、可能性の高いものから対処し可能性をつぶしていくというのがセオリーです。


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よく見ると天井に雨漏れのシミがあります。

IMG_6004.jpg

天井裏にもぐって、雨漏れがしている部分です。

IMG_6002.jpg

今回、全部で3ヶ所発見されました。

屋根の上に登って瓦をめくり調査をしました。

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隅棟の近くでした。

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まだ湿っていました。(25日以降、雨は降っていませんがまだ乾いていません。)

IMG_6062.jpg

ここで、今回考えられる原因ですが・・・

棟が原因ということがわかりました。

特に3箇所とも棟の左側なのですが、

IMG_60661.jpg

瓦をめくった上の部分、隅棟に入り込んでいる瓦の形状が問題でした。

瓦屋さんの間では、この部分をウロコというらしいのですが、このウロコは棟の角度にあわせて
カットして棟の下に入り込んでいるのですが、このウロコが下の瓦よりも大きいと、
下の瓦の水返しを越えて、瓦の下に水が入るようです。
また、棟の左側ばかりなのも、瓦の形状が、左側が山になり、右側が谷になっている事が
大きくかかわっているようです。

つまり棟の左側に入っているウロコは瓦の谷の部分をカットしてあるので、一番低いところが
棟に入っているということになります。

そこで、その下の段の瓦の重なり部分よりの、ウロコの方が大きいと
下の瓦で、入った水を受けずに、瓦の下に流れ込んでいたのです。

さらに、この現場は土葺きです。土の下は防水シート(ハイトン)という
今使うようなアスファルトルーフィングとはちがい紙のような防水シートです。
その下は、今のように構造用合板などではなく、バラ板です。バラ板の間は隙間だらけです。

この構造で、入った水が、ハイトンの破れた隙間や、釘穴を伝ったりして
雨漏れをしたと考えられます。

築20年程度以前の家は、ほとんどこのような構造です。
しかし、昔はこれで大丈夫のようでした。
基本的に土葺きの屋根は湿式工法といって、多少の雨水が入っても
土が水分を吸収し、熱せられた屋根の温度などのおかげで乾いてしまうのです。

これは、しかし温暖化のせいかここ数年の日本の気候の変化が、亜熱帯地域よりのなりつつある
一番お大きな原因なのかもしれません。雨の量が、昔に比べ多くなったことで、

土の水分を吸える許容量を越えてしまっているということが考えられます。

昔のままの工法では、現在の気候の変化に対応仕切れなくなってきているのかもしれません。


今回は、棟の周りの納め方、下地の状況(ハイトン、バラ板)、そして、近年の温暖化による
気候の変化。
いろいろな要因が重なったようです。

対応策としては、棟を一度ばらしてその周囲の下地も調整し、雨が入らないように
棟を新しく積み直す事になります。



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posted by スタッフ at 13:21| Comment(0) | 瓦屋根の工事

2013年07月17日

和瓦の雨漏れ

みなさん、こんにちは。
久々の更新です。毎日更新が目標ですが、これでは週一更新ですね。
頑張ってペースを戻していきたいと思います。

いろどりの家になってから、おかげ様でばたばたと忙しく充実した
毎日を送らせて頂いております。

新築の案件に、増改築、その他のリフォーム工事から、
弊社の事務所の模様替え。また新会社の発足に伴う事務的な処理などなど。。。

しかし、その中でも現場は動いております。

こちらは、以前、オカダの時に玄関と浴室の改修をさせて頂いた芝生町のY様邸の屋根です。

IMG_3173.jpg

写真に写っているのは漆喰の塗り替えをしてくれている左官屋さんです。

梅雨の前ごろでしょうか、Y様から雨漏れがしているので見て欲しいとのご連絡。
現場を確認すると、瓦の割れによる漏水と判断できました。

IMG_2432.jpg

IMG_2715.jpg

瓦をめくってみると、水が入った跡があります。
そして、瓦の割れている原因ですが、

IMG_2427.jpg

瓦をとめるための釘が錆びた事で膨張し、釘穴から割れている事が分かりました。

屋根全体をみると、釘穴からの割れた瓦が何枚もありました。

IMG_2719.jpg


今回は、割れた瓦を新しいものに交換し、屋根の谷になっている部分の
板金板も、銅板のため緑錆がでて腐食し穴が開きそうなので、新しい物に
交換です。
また漆喰も古いものを剥がして塗り直しをします。。

また樋も新しくかけ直し、外壁も吹き付けをする事になっております。

雨漏れの方は、瓦屋さんのおかげで、先日の夕立ちでも問題なく止まっていることが
証明され、まずは一安心です。

残りの作業、職人さんたちも暑い中一生懸命作業してくれています。


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posted by スタッフ at 20:46| Comment(0) | 瓦屋根の工事

2013年05月28日

和瓦屋根の工事

こんにちは、現場監督Nhです晴れ

さて、昨日のFacebookで紹介した屋根の工事の現場です。

まずは、もともとの写真。

DSCF3096.jpg

棟の部分がかなりひねってしまっています。

DSCF3100.jpg

瓦がずれ、鬼瓦も取れそうで、崩壊寸前といったところでした。

また、棟の横には谷があり、この谷板金も銅板で穴があく手前。

というわけで、今回は谷板金の入れ替えと棟の積み直しです。

DSCF3284.jpg

瓦屋さんが、瓦をめくり、新しい谷の板金を入れて行きます。

DSCF3291.jpg

谷の際はなんばん漆喰で固めて行きます。
なんばん漆喰は防水の効果もあります。

DSCF3292.jpg

棟を付見直しました。今度はまっすぐです。

じつは、もう一か所谷がありますが、今日の雨のおかげで延期です。
明日も天気が悪そうなのですが、早く直してしまいたいですね。

そのあとは、漆喰を塗り直して、樋も架け替える予定です。



現場監督日記、次回をお楽しみにexclamation×2


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